高齢出産とか不妊治療とか(長文注意3)

長くてすみません。ヒマ潰ししていいよという方はお付き合いください。

ネット上で高齢出産に対する批判を目にすることがあります。私自身は結婚した時点ですでに36歳。不妊だから結婚できない、しない、と思ってきたけど、不妊治療してみたい、後で努力しなかったことを後悔したくない、やっぱり結婚したい!と35歳直前にして真剣に考え、婚活を始めました。

結婚して2月後に不妊治療を始め、40歳になったら止めようと思ってました。40歳に根拠はなく、職場に40歳で初産の方がいたので、なんとなく決めました。医学的には42歳まで妊娠可能というのは後に知りました。でも、私は体力がないし体も丈夫ではなく、今のところ40歳が自分の治療限度かなと思っています。

私自身の考えは、何歳で妊娠しようと、何歳まで不妊治療しようと個人の自由と思ってます。卵子提供や代理出産、子宮移植など、使える技術は使えばいいと思うし、40歳でも45歳でも50歳でも70歳でも望むなら、産めるなら産めばいいと思ってます。(ただし、成人までちゃんと育てられる見込みがあること前提。)

高齢出産だと子どもがかわいそう、親が周りより老けていて恥ずかしい、という意見をちらほら見ますが、私にはよくわかりません。

親と過ごせる時間が短くなる、と言っても寿命なんて誰にもわかりません。早くに親がいなくなる、って子どもが何歳まで親に頼れればいいですか?50歳60歳でしょうか?

私が小さいとき、自分の親が友達の親より若いかどうかとか、友達のお母さんが老けてるとか思ったことも考えたこともなかったです。正直、小さい頃って大人の女性はみんなおばちゃんに見えると思います。高校生ですら大人に見えました。

若いとかなんとか、親が話すことを子どもが聞いてそれをそのまま子どもが口にするだけだと思います。

誰のお母さんは美人だね、とか、あそこのお母さんは厚化粧とか服が派手、とかは言ってたと思う。笑

その美人のお母さんが若かったかどうかはわかりません。とにかく、参観日とかに自分の母にはきれいな格好で来てほしかったのは覚えています。

というわけで、外見的要因で年齢を気にする人もいるんだな、くらいにしか思いません。

映画ヘルタースケルターで若さは美しいけれど美しさは若さではないというようなセリフが印象的で、私もそう思います。若いことは美しさの一部分でしかないです。そしてみんな歳は取ります。

若いほうが体力がある、とかはそれこそ個人差がありますよね。同一人物について言えば、若いときのほうが体力はあるのでしょうけど。

高齢出産は妊娠しにくい、リスクがある、というのは実感してます。(かなり個人差があるのも実感してます)でもそれをもって今現在、高齢出産をする人、目指している人に対して自分と比べて批判するのはちょっと違うと思います。人にはそれぞれいろんな事情があるわけですし。。

私は高齢出産を回避するために若いうちに人生設計をしっかり考え、真剣に結婚相手を見つけ、キャリアや遊びを我慢して若くして出産育児を選びました!って、同年代の人に言われたなら、事情はともかく本当に私はぼんやり生きてきて失敗ばかりでバカでした、今さら焦ってお恥ずかしいです、としか言えない。。

でも、年の離れた人に自分と比べて言われたくはない。だって、時代背景が違えば単純に比較されても困ります。例えば、バブル時代の学生と就職氷河期の学生って、就職に対する難易度が全く違いますよね?最近も比較的就職は学生有利で羨ましいです。

就職氷河期になかなか就職できなかった学生は能力がなかったのか、努力が足りなかったのか、といったら全然そんなことないはずです。

円周率が314ではなく3で計算する世代は常識がなくてダメですか?

そんなことないはずです。

社会背景や傾向に流されてどうにもならないことってあります。就職難、フリーター、女性の社会進出、共働き、自己責任、草食男子、デキ婚、婚活、格差社会時代によっていろいろな事柄が変化します。そんな事柄の一つであり、高齢出産が当たり前とは思わないけれど、珍しいという感覚もないです。

私たちが、戦前の男性は戦争で帰ってこれないかもしれないのに結婚して子どもを作るのは無責任でおかしい、とか言ったらどうでしょう。異なる時代を生きてる私たちがその世代の方に言うのは的はずれだし、どうしようもないことです。。

でも高齢出産に対しての批判があるということは、それだけ妊娠出産、育児、不妊治療、高齢出産のリスクについての情報が知れ渡ってきたから、かもしれません。

私も高齢出産、高という言葉は知っていました。でも高齢出産のリスクとか、妊娠しにくく流産しやすくなっていく、とか具体的なことは知らなかったです。私の友達たちも、たぶんあまりわかってなかった。

ぜひ若い人は同年代、下の世代の人たちに自分たちは出産育児を含めてしっかり若いときから人生設計をしよう!と話し合ってほしいと思います。(私は10代の姪たちに、将来早く結婚したほうがいいよ、と言ってるし言い続けます。でも姪たちはそろって、結婚したくないと言ってますf;まだまだ若い)

日新しい情報が出てきて、それが当たり前になっていく。自分が当たり前に思っていることは、誰かが作ってくれた情報のおかげです。

私が今、不妊治療を受け、いろいろな情報を得られるのは、これまでに経験してがんばってこられた方がいるから。今、当たり前に新しい技術の恩恵を受けられるのは、これまでその技術を必要としてきた人がいるから。その人たちとその人たちを助けるために努力してくださった方のおかげです。

高齢出産は、高齢で不妊治療は、とか言えるのは、高齢と言われつつがんばってきた方たちがいて、その情報があるからだと思います。そこから新しい技術が生まれることもあると思います。

私もがんばって、その情報を作る一つのサンプルになりたいと思います。もちろん良い結果も出したいです結果も出したいけれど、どんな結果でも残りの人生を楽しく幸せに生きたいと思います。

人はついつい自分と他人を比べてしまいますが、泣いたり笑ったりしながらそれぞれの道のりを乗り越え、幸せになれますように

長と私の個人的な思いや考えを読んでいただき、ありがとうございます。