句会

30日、夜、句会。

出席者:立川志らく宗匠秋山真志、らく塾生(藤原、溝口、矢吹、鈴木)、私

投句:立川寸志、らく塾生(矢田)

兼題:雲海、出目金

席題:夏景色、登山

私の句

雲海に機影の十字漂へり       1

恥多き身を睨むよな出目金魚     2

夏景色真澄の空を引連れて     −3

登山道違(たが)へ死の淵垣間見る

雲海:ニューカレドニアでロケハンにセスナに乗っていると、雲海に機影が十字架のように映り、更にその周りに虹が丸く出ているという素晴らしい光景を目にした。女医、矢吹先生が「佳作」に。

出目金:出目金と目が合うと、どぎまぎして思わず、どうもすみません、と。作家、秋山氏と藤原氏が「佳作」。

夏景色:唯々青い空の下に広がる夏景色。雄大な句を詠んだつもりが、藤原氏が「真澄」を「かすみ」と読み違えて「駄」に。藤山一郎を知らぬのか!? ♪丘を越えて行こよ、真澄の空はほンがらかに晴れて、楽しい心〜。談志、志らくの愛唱歌なるぞ!

登山:山登りで道を間違えて、いきなり崖の上に出てしまったことや、逆に崖に突き当たったこととかあり、そうなると一瞬パニック状態になるもので。そんな経験は皆さんない

様で、スルーされた。

私の選んだ句

天:我が歩幅抜かれてよろし登山なり   藤原

地:老画家の画帖に遺る夏景色      溝口

人:瀬戸内の全方位より夏景色      矢吹

佳作:出目金とにらめっこするひとえの子 溝口

佳作:葬の列涙と汗の夏景色       志らく

佳作:友の通夜黒き出目金視線合ふ    藤原

駄:雲海に沈みて眠る昼の星       志らく

天:マイペースを守っての山歩き。一番いい健康法です。当然、お年の方の句だろうと推察したが、やはり、最年長、藤原氏

地:「老画家」でなく、普通の「画家」なら「天」にしたのだが。絶好調、溝口氏。

人:瀬戸内海をぐるり見回し、何処を切り取っても“夏〜ッ”!! 矢吹先生か。

佳作1:この様子を絵にして思い浮べるだけでユーモラス。これまた溝口氏。

佳作2:カンカン照りの日の下で、いかにも暑き葬列が進んで行く。志らく宗匠

佳作3:哀しさと可笑しさ、両方の浮ぶ絶妙な句。藤原氏か。

駄:雲海は眼下にあるもの、昼の星は頭上にあるもの。上のものが下にあるものに沈む訳がない。詠み手は何処にいるんだ? そう感じたんだからこれでいいと詠み手の志らくは言うけれど。

翌日は雨じゃあめじゃで、また映画2本…。

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